一本道

気分は勝手に金曜日になっている 嫁 です。
週末までまだ1日あったがな…(涙)


最近、写真を撮れんくて 文字ばかりの嫁日記。
息子君の相手をしながら撮影とかってできへんのです・・・
すみません(汗)




今日はちょっと考えてしまった言葉を
京セラ創業者の稲盛和夫さんの著書から。


「ひとつのことを究めることは、すべてを理解すること」


ほんまそうやな〜って。


嫁は器用貧乏なんです。
ホテルに勤め、その後派遣社員として原価計算や研修担当業務
それからVIPアテンダンアト等々、色々やってきました。
それらのたくさんの経験を生かして
今の会社にビジネスマナー講師として入社し
今に至ります。


自分でいうのも何なんですけど、何をやっても結構サマになってたんです。
その時は一生懸命ですからね。
派遣社員として初めての事務職をやってみようと思った時
PCスクールに通い、簿記も日商2級をとってみた。
だから原価計算をやっていた。
とあるメーカーのひとつの事業部2,000億円分の原価計算を一人でこなしていました。


研修担当になった時、マナー講師をしていた時
勉強したくて色々な外部研修を受けていました。


それなりに、仕事を任されると一生懸命です。
土日も夜中も頭の中は仕事一色。
朝7時に一人で会社に行き、夜10時まで…なんてザラでした。


でもね、嫁は飽きるんです・・・
1年くらい同じことをやると嫌になる・・・
せやから深めることはできへん。


今は転勤があるし、この会社は8年目!
それでも、今の自分に何があるかっていえば、何もないんです。
会社という組織に守られて、「私はこれができます」ってもんがない。
組織の中で生きられても、そこから出ると何もできへん。
広くても浅い知識しかない、それは何も知らんってこと。
何もできへん、何も知らん。


店主はめっちゃ不器用さん。
だからこそ、ひとつの道を歩めるんですよね。
不器用やからこそ、深めることができる。
ひとつのことを懸命にやれるのは、豊かな才能やね。
18歳から料理の道を歩み始めた店主。
他の仕事をしたことが一度もないんやて。
今年で23年、真っ直ぐ歩いてはります。
めっちゃ尊敬できるとこ。


かづみ寿司も50余年もの間、真っ直ぐ歩いています。
魚、飯、めっちゃ単純そうやけど、実は深い仕事。
誤魔化しがきかん、真っ直ぐな料理。
それが寿司です。


不器用な寿司屋の深いお寿司を食べてみてください。
ご来店お待ちしております。